1年間のフランス語学留学でかかった費用と内訳公開

こんにちは。まりんです。

社会人を一度経験してからフランスのレンヌに語学留学をしに来て、既に1年間が経過しました。

この1年間、フランス人の恋人と同棲しつつ学生として生活してどのくらいの支出があったのかを記録していました。

 

今回は、フランスの地方で1年間学生生活を送ったらどのくらいの生活費になったのか金額と内訳を紹介していきたいと思います。

恋人がいるおかげで、1人で留学するよりも生活費が安くなっているとは思いますし、「こんな風に生活してる人もいるんだな」くらいに軽く受け止めてください。

トータルでかかった費用

日本出発前にかかった費用とフランス滞在中の1年間の生活費の合計は、約180万円です。

私の場合、日本を出発する前にかかった費用は合計60万円程、フランス滞在中にかかった費用は1年間で120万円になりました。

下記の記事で、フランスに来る前にかかった費用について解説しています。

フランス滞在中の生活費

支払いが必須だった費用と旅費を別項目として、毎月にかかる生活費を計算しました。

奨学金や住宅手当は一切もらっていません。

【合計18万円】年間で1度の支払い項目と旅費

項目日本円ユーロ
家の保険9,500円70€
CVEC登録料12,000円90€
定期券(1年間)43,000円326€
OFII印紙代7,500円60€
旅行代10,8000円820€

支払ったときの金額(1€=130~135円)で、円に換算しています。

定期券は、ブルターニュ地方のバス・メトロ利用し放題の定期券を購入しました。

 

そして旅行代には、泊まって旅行した時の分だけをここの項目に含めています。
単純に1日外出した時にかかった費用はこの項目に含めていません。毎月の娯楽費に含めています。

【平均 85,000円】毎月の生活費

1年間で120万円。毎月の平均、約 85,000円(655€)で生活していました。

ほとんど遊ばず6万円で過ごした月もありますし、10万円を超えた月もあります。85,000円はあくまで中央値です。外食はあまりせず、ほとんど自炊です。

※バイトの都合で6~8月は彼の実家に寝泊まりしていましたが、その間も二人暮らしのアパートの家賃+彼実家に生活費を払っていたので、6~8月の生活費は他の月とあまり変わっていないです。

項目日本円ユーロ
家賃
(家具付・光熱費・ネット含む)
36,400円280€
スマホ通信費1,300円10€
食費14,300円110€
日用品3,000円25€
雑費・娯楽費30,000円230€

上記の表は全て、1人分にかかった金額です。
1€=130円換算で、キリのよい数字にまとめた大体の金額にしています。

下記では項目を分けていますがスーパーで食品と日用品を一緒に買うことが多かったので、金額は少し曖昧です。
特にフランスに到着した時は身の回りの物をそろえるために出費が重なったりしたので、毎月の日用品の出費金額の変動は激しいです。

 

家賃
レンヌの中心までバスで20分程の少し中心から離れた街なので、下記条件で2人で560€と家賃が安いです。

水道光熱費・ネット込み、家具付き、50㎡(リビング、寝室、キッチン、洗面所、トイレとシャワー別、バルコニー、駐車場付き)

キッチンにはIHコンロが3つ、しっかりしたオーブン付。

 

スマホ通信費
キャンペーンのおかげで、月40GBまで使用し放題のプランを使用していました。

 

食費
学校にもお弁当を作って持って行っていました。
朝はシリアルやパン。肉をよく食べ、魚は少なめ、野菜多め、フルーツは毎日食べる。
米は5kgで18.50€のものを購入。
お菓子は買うものの、お酒は一切買わない。

彼の実家で食事を食べることもあったので、本来なら上記のスタイルで月20,000円(150€)くらいはかかることになっていたと思います。

もし一人暮らしだったら、食べる量が減り、パスタなどで簡単に安く済ませることが多くなっていたかもしれないので金額は大きく異なっていたかもしれません。

 

日用品
キッチン周りの消耗品、洗濯洗剤、シャンプー、トイレットペーパーなどの消耗品を日用品に含めています。

雑費・娯楽費
外食費、服、化粧品、病院、薬、資格試験代、美容院などをここに含めています。

田舎に住むとお金を使わなくなる

他のサイトでは1年間のパリの留学目安は300~400万円と紹介されていることもありますし、パリと比べると地方は留学費用がかなり安く済むと思います。

食費をどれだけ削っても節約できる額には限界がありますし、ストレスもたまります。そのため、地方はパリと比べると家賃が安いことが特に魅力です。

更に田舎だと外出する先が限られるので外出頻度が減り、お金を使わなくなります。

そのため、キラキラな生活を送らなくてもいいからコスパよく勉強したい or ゆっくり生活したいという人には地方暮らしがオススメだと思います。

 

ちなみに下記で紹介するものを日本から持って行ったおかげで自炊が捗り、食費を抑えることができています。

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