レンヌ第二大学語学学校CIREFEに興味があるけど、入学前に時間割や授業内容を知りたい!
という方向けに、私が受講したB1クラスの時間割と授業内容を紹介します。
授業3週目が終わった時点での内容です。
目次
時間割
基本的に授業は1コマ2時間で、途中で小休憩が入ります。(先生によって5~10分)
授業と授業の合間の休憩は15分、お昼休みは12時45分から13時45分です。
私の時間割の火曜日1コマ目のArt Moderneはオプション授業ですが、それ以外は学校から割り当てられた時間割です。
オプション選択によっては、月曜日に学校に行くプランもありました。
B1レベル 授業内容
Etude de la langue B1-D
担任の先生が文法の授業をする20人ほどの固定のクラスです。基本的にこのクラスで他の授業も受けます。
B1の中でもクラスが8つあり、私はDクラスということです。
過去形・半過去形から始まり、授業3週目で接続法を学ぶようになりました。
文法穴埋め問題のプリントを解いたり、長文読解をしながら文法を学んでいくといった感じです。
日記だったり、習った文法を用いて少し長めの文章を書いて先生がチェックしてくれる時もあります。
Oral gr4
基本のクラスから離れ、同じB1レベルの他の生徒と会話の練習を行います。ひとクラスの人数はやっぱり20人ほど。
授業の中で2、3人のグループに分けられて会話をする機会が多いです。
グループで話したことを、クラス全員に向かって発言することも多いです。
また、全授業の中で1度だけ、自分で写真を用意してクラス全員に5分間の説明をする課題も与えられます。発表は交代なので週に2人が発表します。
Laboratoire B1-gr1
発音を学ぶ授業です。
先生が黒板に書いた文章の正しい発音記号をノートに書いたり、ヘッドホンとマイクを付けて発音の練習を繰り返すという感じです。
先生が生徒の発音を一人一人チェックしてくれます。そのため基本のクラスが半分に分けられて受講することになります。
Civilisation
基本のクラスで、フランスの文化を学びながら語彙を習得できる授業です。
ココ・シャネルの歴史に関する長文を読んで読解をする等、授業によってテーマが変わります。
他の授業と比べると、出てくる単語が難しいので難易度は高めです。
Comprehension Oral
基本のクラスで受講し、リスニングの問題を解いて答え合わせをしていきます。
DELFのような問題だったり、DELFとは似つかないリスニング問題だったりと様々です。
また、「外見を表す単語」「性格を表す単語」「家に関する単語」のように、テーマ毎にプリントが配られるので語彙習得のチャンスです。
与えられたテーマで文章を書いて、先生が採点してくれることもあります。
Art moderne(オプション授業)
現代アートに位置付けされる1863~1939年のアートについて、先生が絵画を黒板に投影しながら説明します。
「」内の言葉は一例ですが、このように絵画の分類や手法などを学びながらボキャブラリーを増やすことができます。
授業の日によっては、先生が一方的に話すだけではなく、生徒がそれぞれ選んだ現代アートを発表する場合もあります。
他のオプション授業の種類は下記記事からご覧ください。
授業の雰囲気
コロンビアなどの南米系の生徒はバンバン発言します。質問もたくさんしています。
「同じクラスなのになんでこんなに話せるの?」という子もいますが、母語がラテン系だから話せても文法はできないという場合も。cetとcetteの違いをわかっていなかったり。
一方、ベトナムなどのアジアの生徒はおとなしめです。
さいごに
私のクラスの授業内容なので、他のクラスや他のレベルでは、授業の進め方や授業内容が異なります。
けれど、どのクラスでも先生がプリントを配ってくれるので授業用に教科書を買う必要はありません。また、勉強用のサイトも教えてくれます。
2019年11月追記:
CIREFEのB1⇒B2⇒C1と、3学期通ったうえでのCIREFEの魅力を下記記事で詳しく紹介しています。
CIREFEに登録するためには
・レンヌの留学に興味を持った!
・学校に登録するにはどうすればいい?
自分で直接学校に連絡をするか、留学エージェントを通して学校に登録の依頼をすることができます。
どこの留学エージェントを通してもCIREFEに登録できるわけではなく、CIREFEへの申し込みを取り扱っているエージェントに依頼する必要があります。
留学総合サイトのスクールウィズなら、無料の個別面談を通じてCIREFEへの申し込みを依頼することができます。