フランスに〇ヵ月もいるのに全然話せるようにならない…。
勉強つらい。。。
などと落ち込むことはありませんか?
できるようになったことを振り返る
フランス語を流暢に扱えるようになるまでの道のりは果てしないので、『自分の語学レベル』と『完璧なフランス語』を比較すると落ち込みやすくなります。
今まで学習してきてできるようになったことに目を向けたほうが精神的にとてもよいです。
『前と比べたらこんなにできることが増えた!』と、自分の努力が無駄で無かったことに気づくことができ、成功体験が自信をつけてくれます。
振り返り方の一例
昔にトライして何度も間違った文法問題も、今なら簡単に解けるようになっているかもしれません。
仏作文を見返して、「なんで昔はこんな簡単な間違いをしていたんだろう」と、今なら正しく書けるようになっていることに気づくかもしれません。
昔は聴き取ることができなかった音声も、今なら聴けるようになっているかもしれないです。
勉強していて全く進歩していないことはないです。
日本人にはフランス語習得のハードルが高いことを受け入れる
スペイン語を母国語とする同じクラスの学生がペラペラとフランス語を話しているのを聴いて、「同じクラスなのになんでこんなに会話レベルが違うんだろう」と落ち込むことが留学当初はよくありました。
スペイン語とフランス語は似ているので、日本人がフランス語を習得するよりも、彼らのほうがフランス語を習得しやすいのは当たり前なんですよね。
そこで私は、落ち込むよりも『日本人なのに、フランス語を習得しやすい彼らと同じクラスにいるってすごい!私の努力量すごい!』と逆に考えるようにしました。語学習得には時間がかかることを受け入れる
と思って落ち込んでいましたが、自分よりも早くフランス語の学習を始めて何十年もフランス語を勉強している人でも、わからない単語に出会ったら都度意味を調べているという現実を知った時、
と思うようになりました。
以前は、短期間での上達を期待して実際のレベルとのギャップに苦しんでいたのですが、『無理のないペースで長期的に勉強して上達すればいい』という考えになったら気持ちが楽になりました。
ちなみにDELFの学習時間目安が公表されてますが、高いレベルになればなるほど、実際には公表されている数字以上の学習時間が必要かと個人的には考えています。
人によって学習環境・学習の仕方が違うからです。
そのため、『目安の時間を既に経過しているのにまだ試験に合格できてない…』と落ち込む必要もないかと思います。
さいごに
語学の上達には時間と努力が必要です。
落ち込んでばかりだと、モチベーションが下がり、努力を継続しづらくなるかと思います。
今現在落ち込んでいる人は、昔の自分と比べて、できるようになったことを振り返ってみてください。
私がフランスに留学してからできるようになったことを実際に振り返った記事は下記になります。