フランス留学とワーホリどっちがいい?選ぶ際のポイントを徹底解説!

こんにちは。まりんです。2019年10月現在、学生ビザでフランスに語学留学をしています。

特定の専門分野を大学などで学びたいわけではないけど、フランスに長期で滞在したいと考えている方の中には、

留学とワーホリどっちで行くのがいいんだろう。

という悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 

私は新卒で採用された会社を退職してフランスに行くことに決めたのですが、大学で特定の分野を学びたいわけではなかったので、当時は学生ビザで行くかワーホリのビザで行くか迷いました。

最終的に学生ビザを取得することにしてよかったと、留学している現在でも感じております。

 

結論からいうと、フランス滞在中に『語学力をあげることが最大の目的』であれば、学生ビザを選ぶべきです。

今回は、留学とワーホリの違いを明示しつつ、『後悔しないビザの選択をするために絶対に考えるべきポイント』を紹介して、皆様の悩みを解決していきたいと思います。

留学

学生として3ヵ月以上フランスに滞在する予定の場合、長期学生ビザの申請をしなければなりません。滞在中は必ず学校に通う必要があります。

フランス滞在中にビザの延長申請をすれば、1年以上の滞在も可能です。
また、フランス現地で滞在許可証を有効にした後であれば、年間964時間以内の労働が認められています。

更に詳しいフランス留学の特徴はスクールウィズのサイトから見ることできます。

ワーホリ

滞在中は必ずしも学校に通う必要がなく、滞在中は週35時間の労働が認められている自由度の高いビザです。
ただしワーホリのビザでフランスに滞在できるのは1年間であり、一切の延長はできません。また、年齢制限があり、申請時に満18歳以上30歳未満である必要があります。

また、学生ビザは学校が始まる時期に合わせて渡航しなければいけないのに対して、ワーホリなら好きなシーズンに出発することができます。

    ビザ選択時に絶対に考えるべき点

    どんな目的でフランスに滞在したいのか

    移住計画 フランス 国際カップル 国際結婚

    「語学力を伸ばすことが最大の目的」なら学生ビザで留学を選ぶべきだと上記でも述べました。

    語学学校に通いながら働いた私の実体験から考えたことは、「フランス語を使用する職場で働いて語学力を上げることは可能ではあるものの、働きすぎると勉強がおろそかになる」です。

    語学学校で出される宿題をこなしつつ、自宅での個人学習をするとなると、学生ビザで認められている年964時間の労働は多すぎるくらいです。

    仕事で疲れると勉強のやる気も減ってしまいますし、フランス語を使用しない仕事であったら語学力はあがりません。

    そのため、ワーホリビザで長い時間働きながら学校に通い、語学力を上げるというのはあまり現実的ではありません。

     

    一方、「フランスで働いてみたい」「フランスの文化や生活を体験したい」「いろんなことを経験したい」など、語学以外のことを重視しているのであれば、ワーホリビザを取得するほうがいいかと思います。

    学生ビザだとある程度学校に時間を拘束されてしまうため、自由な時間が多いワーホリのほうが多くのことを経験できます。

    現地で働きたいなら到着時の語学レベル

    「現地で長く働いて多く稼ぎたいからワーホリでいこう!」と思っても、語学力の問題で仕事を見つけられない場合があります。

    英語ができるなら雇ってくれるところや、日本語しか話せなくても雇ってくれるところもあるかと思いますが、フランス語ができたほうが働く場所の選択肢が増えます。

    「低賃金でやりたくない仕事だけど、貯金もないし他に選択肢が無いからそこで働かざるを得ない」となったら、せっかくのフランス滞在も台無しになってしまいますよね。

    だからこそ、自分の語学力とやりたい仕事を見つけられるかどうかを現実的に考えることが大事です。

    ただ、ワーホリでも自分の好きな期間学校に通うことができます。最初の数か月間は学校に通い、語学力を上げた後仕事を見つけたいと考えるなら、その流れもアリでしょう。

    私が学生ビザで留学することを決めた理由と経緯

    学生ビザにすることを決めた主な理由

    フランス語の上達が最大の目的だった
    フランスに到着してすぐに働けるほどの語学力ではなかった
    フランスでの滞在期間を延長する可能性があった
    今後ワーホリに行くチャンスを残しておきたかった
    フランスへのワーホリは人生で1度切りです。
    今後ワーホリでフランスに行くかどうかは未定ですが、「ワーホリ⇒留学」よりかは「留学で語学力をあげる⇒ワーホリ」のほうが有意義に過ごせると思ったので、今後ワーホリしたくなったときのためにワーホリに行く権利を残しておきました。

    また、学生ビザだと「学費+働く時間が限られている」ということで余計に費用がかかると思いがちですが、下記の点から意外とワーホリよりも費用がかからない場合もあります。

    学生寮に住める(通常のアパートと比較して圧倒的に安い)
    個人の状況によって、現地の住宅手当で補助金をもらえる
    美術館などで学生割引を受けることができる

    いずれにせよ、ある程度のフランス滞在費用は日本で準備しておきたいですね。

    学生ビザを取得することに決めるまでの情報収集は下記の方法で行いました。

    【経緯】留学経験者・ワーホリ経験者の体験談を読んだ

    実際に留学・ワーホリした人が、どんな目的でどんなことをしていたのかを知ることは参考になります。

    年齢や目的などが自分と似ている状況の人の体験談はもちろん、フランスに限らず他の国で留学・ワーホリした人の意見も見ることも有益です。

    そのため、留学情報サイトで他者の留学・ワーホリ体験談を読んでいました。

    【経緯】留学エージェントのサイトでシュミレーション・相談

    エージェントによって紹介できる学校や、担当者によってアドバイスが異なるので、複数の留学エージェントに相談をして多くの意見を聞きました。

    誰かに相談することで、自分では気づくことのできなかったことを知ることができたり、留学・ワーホリに行く決意の後押しになることもあります。
    (実際私がエージェントの方に相談するまでは、学生ビザのほうが安くなる可能性もあるということを知りませんでした。)

     

    留学総合サイトのスクールウィズでは、「どんな目的なのか」「自分と同じ年齢の人がどこを留学先として選んだのか」「学生か社会人か」など、細かい分類で留学先を探すことができるので、私はこのサイトの情報を参考にしていました。

    フランスなら128もの学校から選ぶことができ、私が現在通っているレンヌのCIREFEという語学学校もスクールウィズで紹介してくれます。

    サイト内にある留学ブログから、留学前の準備やワーホリの体験談を見ることもできるのでとても参考になります。

    しっかりと情報収集をしたうえで、フランス滞在の目的をはっきりさせて、最適なビザ選びができるといいですね。



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