2019年5月 レンヌでDELF B2受験した時の流れと内容

こんにちは。まりんです。

レンヌ第二大学でDELF B2を受験してきました。

2019年5月16日(木)に筆記試験、5月28日(火)に口頭試験でした。

筆記試験の前日まで熱で寝込んでおり、試験当日も頭がぼんやりとしているなか問題を解いていたのですが、覚えている限りの試験内容と流れを記載していきたいと思います。

筆記試験

試験開始まで

Convocationとパスポートを持参して、試験会場に行きました。

試験時間は、14時~16時30分の2時間半です。

試験開始30分前には会場に着いているように指示されているのですが、試験官が到着したのは試験開始15分前。
案の定、試験時間にズレが生じ、14時10分~16時40分の受験となりました。

聴解

5分程度の長い文章を2回聴いた後、1分半程度の短い文章を1回聴きました。

大問1の音声を聞く前に1分程度質問を読む時間があるのですが、15問程度質問事項があったため、時間内に全ての質問を読み切ることができませんでした。

1回目の音声を聴いた後、質問に解答を記入する時間が数分あるのですが、全ての解答を記入する前に次の音声が流れたため最後まで質問を読み切ることができませんでした。

 

一方、大問1が終わってから大問2の音声が流れるまでかなりの間隔があり、質問を何度も読み返す余裕がありました。

大問2では質問は6つあり、3つが記述式でした。

読解

大問1の内容は忘れてしまいました。

大問2は、環境に配慮した旅行というテーマで、DELF公式が明示している通り「 ある主題について論説しているテキスト」でした。「この文章の主題は何か」、「文中の○○で作者が言いたいことは何か」という問いが選択問題として出題され、配点も高かったです。

 

解答中、大問1の文中にある「dégradation」という単語がわからないでいたのですが、まさかの大問2でも「dégradation」の単語を見かけました。

後でDELF B2対策用のテキストを見返したら、単語のリストに「dégradation」が載っていました。

作文

『あなたは「Télétravail」を導入したい立場にあります。労働者と会社にとってのメリット両方を明示し、上司を説得するメールを書きなさい。』という内容のテーマでした。

口頭試験

試験開始までと準備時間

試験開始時間は受験者によってバラバラで、午前に試験を終える学生もいる中、私は14時40分からの開始でした。

約30分の準備時間の後、別室に案内されて20分間試験官との面接する流れでした。

 

受付を済ませて部屋に入ると、内容が見えない状態で置かれたテーマの紙が複数置かれており、その中から2つを引きました。

内容を確認してその場ですぐに1つのテーマを選んでから席に着き、面接の準備をすることができました。

 

ただ、朝に受験した私の友人の時はすべてのテーマの内容が見られるように紙が置いてあり、自由にテーマを選べたようです。

本来はテーマの内容を見て選ぶことはできないはずですが、試験官によってそういう対応をするときもあるようですね。できるなら私もテーマを見て選びたかった…。

日本語ですら意見を思いつくことができなったテーマを引いてしまい、正直面接の出来は日微妙です。

面接

面接官は1人でした。私が選んだテーマは、「je consomme, donc je suis」と書かれたもので、消費社会について5~7分の発表の後、10~13分面接官の質問に答えました。
DELF 公式では、『討論中に、面接官はあなたの考えの論点に反対の意見を言いますから、それに反論しなくてはいけません。』と明示されているものの、私の面接官は一切反論意見を言ってきませんでした。
反論された時に使えるフレーズを覚えていったものの、それを使える機会がなかったのは残念。

面接官
日本とフランス、どっちのほうが消費社会だと思う?

面接官
消費を減らすことを後押しする仕組みが日本にはある?
などの質問を受けました。質問に対する回答を更に深く掘り下げて質問してくることもありませんでした。

さいごに

正直、すべての試験項目で満足のいく解答ができなかったのですが、特に面接に一番てこずった気がしています。

結果の通知がある1ヵ月後まで、そわそわして待ちます。

 

[2019/6/25追記] 結果に関する記事を公開しました。

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