DELF B2 合格時に取得した点数と受験時の手ごたえ

こんにちは。まりんです。

先日DELF B2を受験した時の記事を公開しましたが、無事に合格することができました。(前回の記事はこちら

試験当日の手ごたえを感じず結果が届くまで不安に感じていたのですが、自分の予想よりも良い点数が取れました。

 

そこで今回は、DELF B2取得を目指している方が少しでも勇気付けられればいいなと思い

まりん
こんな間違いや失敗をしたけど、それでもこのくらいの点数取れたよ
ということを紹介していきたいと思います。
本記事の内容
試験結果が届くまでの期間
実際に取得した点数
試験当日の時間配分
試験の手ごたえと気を付けたこと

 

試験結果が届くまでの期間

口頭試験終了から1ヵ月弱、郵送で結果が届きました。

フランス国内で受験し、フランス国内にて結果を受け取りました。『フランス国内で受験、結果は日本で受け取り』という場合はもう少し日数がかかる可能性はありそうです。

具体的な日程
2019年5月16日 筆記試験受験
2019年5月28日 口頭試験
2019年6月24日 結果受け取り

実際に取得した点数

合計70,50点を取得することができました。(100点満点、50点以上で合格)

項目の合格点
読解:20,50点
文書作成:18,50点
聴解:15,00点
口頭表現:16,50点

(各科目25点満点)

試験当日の時間配分

公式HPに公表されている時間は下記です。

試験の種類試験時間
聴解30分
読解60分
文書作成60分
口頭表現準備30分
面接20分

読解は大問が2つあります。語学学校の先生からは「一般的に大問1問よりも大問2が難しいから、大問1を早く解いて大問2に時間を少しかけるように!」といわれてました。

つまり、大問1に25分、大問2に35分かけるのが目安かなと思います。

そんな中、私が実際にかけた時間は下記です。

試験の種類試験時間
聴解30分
読解大問1: 35分

大問2: 20分

文書作成65分
口頭表現準備30分
面接20分

『読解大問1』⇒『文書作成』⇒『読解大問2』という順番で解き、読解大問2を解き始めたときに残された時間は20分のみ。

まりん
やってしまったぁぁぁぁ‼時間無いぃぃぃ‼

 

パニックになりながら読解大問2を解きました。

試験の手ごたえ・試験中に気を付けたこと

聴解(15,00点)

手ごたえ

5分程度の長い音声が流れる大問1では時間内に全ての質問を読み切ることができなかったため、記述式の質問事項の2つを空欄で提出しました。

そして完全に理解しながら聴けたわけではなく、「なんとなくこんなこと言ってるかなぁ…」と思いながら解答したものが多いです。確実に自信を持って解答できたのは、15個程度の質問のうち3つ程度。

短い音声が流れる大問2では、質問が6つありました。
自信を持って解答したのが2つ。不安を持ちつつも解答したのが3つ。多分違うけど空欄で出すよりはマシだろうと思って記述解答したのが1つ。という感じです。

 

気を付けたこと

大問2は1度しか音声を聴くチャンスが無いので、音声を聴く前に必ずすべての質問事項を読むことを意識しました。
具体的には、大問1の解答を一通り記入し終えたらすぐに大問2の質問事項を何度も読みました。

読解(20,50点

手ごたえ

上記で説明した通り、時間配分失敗です。ただ、大問2は選択問題が多かったのでなんとか助かりました。
選択問題への解答には結構自信があったのですが、記述式の問題に関しては自信を持てずに解答した箇所が6箇所ほどありました。ただ、空欄で出した箇所はありません。

 

気を付けたこと

時間が無かったからこそ効率的に得点を稼ぐために、高得点問題に時間をかけて解答するようにしました。(設問の横に配点が書いてあります。)
また、文章を引用するときには全部の文章を書くのではなく、途中省略を表す(…)を用いて時間短縮をしました。

文書作成(18,50

手ごたえ

私は日本語でも意見をまとめることが苦手です。解答の目安時間を超えて作文を完成させたため、見直しをする余裕が一切ありませんでした。

そして『上司を説得するメールを書きなさい。』という指示だったのですが、手紙形式で書いてしまいました。

一方、成功したこととしては、絶対に間違えていないと言い切れる、暗記した定型文を用いて字数を稼げました。

 

気を付けたこと

意見を述べるときの型と、暗記していた定型文を使いました。
また、B2レベルの文法を理解していることを採点者にみせるため、文章内には接続法・関係代名詞・条件法を取り入れるよう意識していました。

口頭表現(16,50点)

手ごたえ

意見を述べるときの順序・型に沿って話すことができました。
ただ、型に当てはめて意見を3つ言うように考えていたのですが、日本語でもどうしてもあと一つ意見が出てこない&意見をまとめられず、結果めちゃくちゃに述べてしまいました。

当然ながら、

面接官
あなたの2つ目の意見を理解できなかったんだけど、どういうこと?

と言われてしまい、この時点で「あ、試験落ちたかな」と思ってしまいました。

また、面接官の質問がどうしても理解できず、「Je ne comprends pas...」といって黙ってしまったときもあります。その後面接感が言い方を変えてくれてなんとか答えることができましたが、黙ってしまったのはよくなかったなと感じています。

 

気を付けたこと

型に沿って話すことを意識していました。
何度も自分の意見を聞かれるとわかっていたので、「pour ma part」「selon moi」「à mon avis」などの複数のフレーズを事前に暗記し、面接で使うように意識していました。

総合的に

『確実にコレだ!』と自信を持って解答できなかったところでも正解していたり、自分では盛大にミスをしてしまったと思っていたところでも、意外と点数はマイナスされていなかったのかもしれないです。

DELF B2は難しいので「全然できなかった」と思っていても、意外と大丈夫なのかもしれないなと今回の結果を受けて感じました。

私がやったDELF B2対策の概要

語学学校に通ってはいましたが、DELF対策用のテクニックは学校でほとんど学んでいないです。基本的に、自分で参考書や問題集を活用して勉強しました。

各項目
聴解⇒問題集・無料の学習サイト使用
読解⇒問題集使用
文書作成⇒問題集から型を学ぶ。学校の授業で作文の添削を受ける機会有
口頭表現⇒問題集から型を学ぶ。面接練習は一度もしていない。
私が使用していたテキストはこちらの記事で紹介しています。

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