フランス語の勉強を続けられない..悩みを抱えていませんか?語学力を伸ばすには、継続して学習することは必要不可欠です。ですが、どうしてもモチベーションが続かなかったり、いつどんなタイミングで復習をすればいいのかわからないなど、学習計画をうまく管理できなかったりすることもありますよね。
そんな方々に向けて今回は、Notionを使って、フランス語学習を継続しやすくする学習管理の方法をご紹介します。
ブログ内でNotionのテンプレートを無料で配布しており、テンプレートのカスタマイズ方法も解説しますので、Notion初心者の方でも安心して使いこなせる内容になっています。
以下のようなお悩みを持つ方は、是非参考にしてください。
・復習のタイミングがわからない
・勉強しているけれど上達している気がしない
・学習アプリは記録することが面倒になって続かなかった
※本記事はYoutubeの解説動画の内容の要点をご紹介しています。詳しい内容を知りたい方はぜひ動画を合わせてご覧ください。
目次
テンプレートの利便性・特徴
便利なポイント2点
まず、今回ご紹介するNotionテンプレートが便利な理由は、大きく分けて2つあります。
- 学習項目ごとに学習時間を月ごとに集計
- 復習のタイミングを自動で提案
これにより、毎日の学習時間を簡単に記録し、効率的な復習スケジュールを立てることができます。
学習習慣化に効果的な特徴3点
さらに、このテンプレートが学習の習慣化に役立つ特徴は以下の3つです。詳細は後ほどご説明します。
- 入力が簡単で記録しやすい
- 学習量を視覚的に見える化
- 具体的な計画を立てやすい
テンプレートの全体像
このテンプレートは、以下のような項目を一つのページで管理できるようになっています。
- 月別の学習時間集計
- 日別の学習記録
- 覚えたい単語や例文を管理するリスト
- 教材の進捗を管理するリスト
月別の学習時間集計・日別の学習記録
月ごとに「覚える」「話す」「聴く」「読む」「書く」など、学習内容をカテゴリ別に分けて学習時間を記録し、月の合計時間を自動で集計します。これにより、自分がどの分野にどれだけの時間を使ったかが一目で分かります。
こちらは日別の学習記録というテーブルに記載した数字が集計されるようになっています。
この項目に設定している理由としては、目的に応じた学習ができているか確認し、そうでない場合は軌道修正がしやすくなるようにしているからです。
例えば、話す能力を上げたいと思っているのに、「話す」の時間が極端に少なく、「読む」と「ノートまとめ」の時間が多い場合は、時間のかけ方がまちがっているので、「話す」時間を増やそう、語彙を増やすために「覚える」ことに時間をかけようといったように学習の仕方を見直せるようになります。
ストップウォッチ機能
テンプレートにはストップウォッチ機能がついており、学習時間を計るためにわざわざスマホを開かなくても、気軽に記録できます。
覚えたい単語・例文リスト
単語や表現、例文、自分が間違えた文章の正しい言い方をまとめるテーブルになります。一覧に日本語を記入して、開いた時に訳が表示されるようになっています。
思い出すという行為によって記憶定着がしやすくなるため、復習をする際は、このように問題を解くようにして覚えているかどうかを確認できる設計になっています。
ここの最大の特徴は、覚えたい単語や例文をいつ復習すればよいのか、自動で復習日を出してくれるところです。初めて学習した日を設定すると、自動で翌日の日付が次の復習日として出てきます。
復習を実施するたびに各回数にチェックをいれていき、3回目の復習が終わった時点で「定着レベル」を選んでいきます。順調に覚えている場合は、初回学習日から1日後、3日後、7日後、14日後、30日後になっています。長期記憶として定着しやすいように復習の間隔を空けています。
一方で、3回目の復習をした時点で覚えられていない場合は、復習の間隔が狭まり、復習の回数が増えます。初回学習日から1日後、3日後、7日後までは一緒ですが、定着レベルで「未定着」を選ぶと、8日後、10日後、17日後、30日後と、変化していきます。3回目の時点で覚えていないのに、次の復習まで日付を空けてしまうと、更に覚えられないので、定着レベルを「未定着」にして、復習の間隔を縮めています。
教材の進捗管理・計画管理
先ほどと同様に、復習日が自動で出る仕組みになっているので、主に単語帳や、表現集、例文一覧が載っている教材の学習計画を立てることに適しています。
単語帳の場合、覚える数がかなり多いので、1ページを完璧に覚えたら次に進むという方法ではなく、全部を覚えなくてもいいので、単語帳を眺めて何度も繰り返し同じ単語に出会うようにすることをオススメします。例えば200ページある単語帳の場合に、20ページを一つのセットとして学習します。このチェック4までのサイクルを1周回すだけで完璧に覚えるのではなく、1周終わったらまた次に1ページから20ページを新しく予定に追加して、覚えるまでやるといったようなかたちです。なのでここでは、学習サイクルを回したという意味で「完了」とすれば、リストから消えるようになっています。
そしてフランス語を話せるようになりたいという人に私がオススメする本「口が覚えるフランス語」と「どんどん話せるフランス語」は2ページごとに1つの文法項目や学ぶフランス語の表現が変わっているので、特にこのテーブルを活用しながら予定を立てやすいものだと思います。
学習計画を立て方についてですが、皆さん個人個人、学習にかけられる時間は全く異なると思いますので、自分が無理なくできる範囲で予定を立てください。やってみて、思ったより進まなかったという場合は、ボリュームを変更したり、復習すべきものが多すぎてこなせないというときは、新しいページに進むのを一旦やめて、復習に集中したり、予定の日付を変更したりと、適宜調整してください。
テンプレートが学習の習慣化をしやすくする3つの理由
入力が簡単で記録しやすい
学習記録の入力は、数字を入れるだけで済むシンプルな作りです。例えば、「覚える」項目に単語学習の時間を記入し、「話す」には会話レッスンの時間を入れるだけ。画面を移動せずに、すべての項目が一覧で表示されるため、入力がストレスなく行えます。
学習量を見える化してくれる
学習量が視覚的に確認できるので、「どれくらい勉強したのか」が実感しやすくなります。自分の努力を目で確認できることで、達成感が得られ、モチベーションも維持しやすくなります。
具体的な計画を立てやすい
やるべきことが明確であると、学習に取り掛かりやすいというメリットがあります。「教材」のテーブルの通り、学習の予定を入力できて、復習日が自動で出てくるように、いつ何をやればいいのかが明確だと、今日は何を勉強しようと悩むことがないので学習を始めることへのハードルが下がります。
更に前述の通り「どの分野に時間を使いすぎているか」「どこが足りていないか」を把握できるため、より目標達成に最適な学習計画を立てることが可能になります。
テンプレートのカスタマイズ方法
テンプレートは自分の学習スタイルに合わせてカスタマイズすることができます。実際の画面を見ながらの方がわかりやすいので、Youtubeの解説動画をご覧ください。
最後に
本日は、フランス語学習を習慣化するためのNotionテンプレートを使った学習管理術をご紹介しました。このテンプレートは、学習の記録を簡単にし、目標に向かって効果的に学習を進めるための強力なサポートをしてくれます。
さらに、テンプレートはカスタマイズが可能なので、自分に最適な学習スタイルを見つけながら、フランス語学習をより楽しく、効果的に進めていきましょう!下記よりテンプレートをダウンロードできますので、ぜひ試してみてください。
これからもフランス語学習のヒントや役立つツールをお伝えしていきますので、ぜひチェックしてくださいね!