フランスの家庭料理と言ったら何を思い浮かべますか?
高級なフレンチのイメージはできても一般家庭の料理ってなかなか思いつかないかと思います。
今回は、ノルマンディー地方在住のフランス人家庭の料理を一例に、フランスの家庭料理にはどんなものがあるか画像付きでご紹介していきます。
家庭料理の一例(写真付き)
ラザニア(Lasagnes)
生地は市販のものを使用。
大皿に盛られたものを各自のお皿に取り分ける。
サラダ ヴォシエン(Salade vosgienne)
カリカリに焼いたじゃがいもが最高に美味しい。
レタスの上にジャガイモ、ベーコン、チーズクリームをオン。卵を乗せることもある。
タルティフレット(Tartiflette)
ジャガイモと玉ねぎの上にベシャメル、チーズをオン。
クリスマスマーケットの屋台で売られている。
チキンナゲット(Nuggets de poulet fait maison)
チキンナゲットを市販のトルティーヤの皮で包み、
好みでヨーグルトソースをかける。
フラムクーヘン(Flammkuchen)
アルザス地方の料理。
市販の生地の上に焼いたベーコン、クリーム、チーズ乗せてオーブンで焼く。
日本との食文化の違い
■塩分が少ない
■料理に時間をかけない
生地やジャガイモの上にソースやチーズをかけて、オーブンに入れて完成!という感じで、日本食に比べると簡単に作れる料理が多い印象です。
「主食・主菜・副菜」がそろっている日本の夕飯とは対照的。
ノルマンディー在住のフランス人の彼の家では、料理大皿で一品+好みでサラダ、パン、フルーツを食べることが普通。
■塩分が少ない
基本的に、チーズやソーセージ・ハム等の味が料理の中で一番しょっぱい。
醤油や味噌がいかに塩分の高いものなのか実感します。
さいごに
料理に時間をかけないのは、フランス人女性の働く割合が多いということに関係しています。
時間をかけていなくても、どの料理も本当に美味しいです。