まりん
DELF B2を取得後、語学学校C1クラスで勉強している、まりんです。

読者
DELF B2の口頭試験対策ってどうすればいいの?
どんな順序で話せばいいんだろう。
DELF B2の口頭試験対策の授業を受けていない方は、このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。
私は、留学中に通っている語学学校で面接対策の授業が無かったので、参考書やネットの情報から口頭表現の型を学びました。
面接練習は一度もしていないですが、それでも実際の試験では及第点を取ることができました。
そこで今回は、『だれかに口頭試験対策の授業・練習を頼まずとも、最低限及第点を取りたい』という方に向けて、私が試験対策に使ってきた口頭表現の型・使用した表現を紹介します。
※正しい話し方を学んでしっかり高得点を目指したいという方は、プロの方の授業を受けられることをオススメします。

口頭表現の型と各パートで話すこと

導入・議論・結論の3つに大きく分かれます。

図からは導入パートで一番多く話すように見えますが、実際には導入1分半、議論4分半、結論30秒くらいを目安に私は話していました。

次からの解説では、SNSの危険性を説明したドキュメントを取り扱った場合を例にして具体的に説明していきます。

導入

ドキュメントの概要紹介
ドキュメントによっては出典と日付が書いていない場合があるので、その場合は何も言及しなくて平気です。

ドキュメントが扱う問題と記事内容紹介
「Ce document traite des dangers des réseaux sociaux. 」のように、deの後に名詞を置きます。

他には、[de l'importance de ~~] [de l'influence de ~~] [de l'impact de ~~ sur l'économie] 等の表現が使いやすいです。

記事の内容紹介は、次の問題定義であげる問題点につなげやすいよう、要約を手短に話します。

問題定義
問題点はドキュメントを読んで自分で見つけなければなりません。自分が意見を考えやすいと思えるような問題点を設定しましょう。[Faut-il ~~~?][Est-il acceptable que ~~~?]が使いやすいです。

今回の解説では、「Faut-il arrêter les reseaux sociaux?」を問題点にし、「やめなくてもいい」という意見を持つ立場にしておきます。

※ただし、導入の段階では、「やめなくてもいい」という明確な意見を表現することは避けます。

議論展開のプラン紹介
各意見の大まかな内容を簡単なワードで置き換えます。

① je parlerai de la simplicité de la communication grâce aux réseaux sociaux.
② je montrerai le rôle des réseaux sociaux lors des catastrophes naturelles.
③ j’expliquerai l'importance des réseaux sociaux.

 

議論

意見を述べるときに注意したい点

問題点に対する意見では、例えを入れて説明しなければいけません。

自分の個人的な体験、メディアからの情報(ネット・新聞・テレビ)、日本の状況を例えとして使うことができます。
意見の例
① SNSのおかげでコミュニケーションが容易になる

例 ⇒ 昔の友人をFacebookで見つけ、再会することができた

 

② 災害時の情報交換が役に立つ

例 ⇒ 日本では地震がよくある。Twitterで助けを求めたおかげで、助けられた人がいるという事例がある

 

③ SNSが勉強に役立つことがある
例 ⇒ レッスン動画を公開している人をInstagramで知り、新しいことを学ぶことができた経験がある

 

また、自分の意見と反対の立場の考えを考慮することも大切です。

例 ⇒ 本名をSNSで公開すると危険な場合もあるけど、知り合いを見つけることができるので有益だ
例 ⇒ SNSには嘘の情報もあるので、自分で判断する必要がある

意見の見つけ方

環境と経済と子供への影響、災害、男女の差などを切り口に考えると意見を思いつきやすいです。

そして結果だけでなく、なぜそれが問題となっているのか原因を考えてみることも有効です。

結論

今まで述べてきた意見のまとめです。ここで、「SNSをやめなくてもいい」という自分の立場を明確にします。

私がよく使っていた方法では、「こういう制限を設ければいい」「ここに注意すればいい」という制限をつけた結論に持っていっていました。

例 ⇒ SNSには危険だけでなく、有益なことも数多くある。自分の写真をSNSに投稿しない等、危険な目に合うリスクを減らす対策は各自でできるので、必ずしもSNSをやめる必要はない。

面接官との議論で使える表現

基本的に、面接官は反対意見を言ってきます。そんなとき、相手の意見を一度認めたうえで自分の意見を述べるといいです。

面接官
SNSの広告のせいで子供が物を欲しがりやすくなるので、SNSは禁止すべきだ。

受験者
確かにSNSの広告のせいで子供が物を欲しがるようになる。
だからといって、SNSだけが悪いというわけではない。
テレビや町中の広告を見ても子供は物を欲しがる。
「Effectivement」「Certe」「Vous avez raison」などの相手の意見を認める表現を使用し、相手の意見を繰り返していった後、「だからといって~~というわけではない」という意味の「Cependent, cela ne veut pas dire que~~.」を使用すると意見が言いやすいです。

面接練習をしなくても意見を考える練習は必要

何度も練習すると自分が使いやすい表現を覚えることができますし、「こう言いたいけどフランス語でなんていうんだっけ?」とといったような自分がわからない点に気が付くことができます。
私は、DELF DALFのサイトにある例題と下記記事で紹介している参考書の問題を用いて何度も意見を考える練習をしていました。参考書からは、面接時に使える多くの表現を学ぶことができます。
繰り返しになりますが、正しい話し方を学んでしっかり高得点を目指したいという方は、プロの方の授業を受けられることをオススメします。

読者
・授業を受けたいけど、高額な授業料を払うのは無理
・近くに学校が無い
という方には、italkiというオンライン学習サイトがおすすめです。

自分で好きな先生を選ぶことができ、1レッスンごとの支払いなので気軽にレッスンを申し込めます。
割引料金でお試しレッスンができるので、一度体験してみるのはいかがでしょうか。

フランス生活の様子を日々発信中