【初心者~DELF A2レベル】フランス語 単語と文法の勉強方法

まりん
フランス留学中にDELF B2を取得し、2019年10月現在C1クラスでフランス語を学んでいる、まりんです。

フランス語
学習者

・フランス語初心者はどうやって勉強すればいいの?

・単語や文法の効率的な覚え方が知りたい

・勉強してもすぐ忘れちゃうんだよね。。。

・どんな参考書がおすすめ?

というような、フランス語の勉強を始めたばかりの方が抱きやすい悩みを本記事で解決いたします。

というのも、ここで紹介するのは私自身が実際にフランス語の勉強をし始め、DELF A2を取得するまでにやってみて効果があった方法だと実感しているからです。

そこで今回は、フランス語初心者の方に向けて、『おすすめの単語・文法の参考書』と、それを使用して『効果的な単語の覚え方・文法の勉強方法』を紹介していきます。

この記事に書かれていることを読むことで、長期的に記憶に残る有効な勉強の仕方を身につけることができます。

フランス語の単語

● オススメの参考書

仏検3・4級必須単語集―petits pois (<CD+テキスト>)

こちらは仏検用ですが、DELF A2は仏検準2級レベルといわれているので仏検3、4級レベルの単語を知っておく必要があります。

全部で1400程度の単語を、日本語の訳付で覚えることができます。

仏検3・4級必須単語集―petits pois (<CD+テキスト>)を使用するメリット
CD付で正しい発音を確認できる
例文を確認できるうえに、CDを使ってディクテーションの練習ができる
同じ意味の動詞・形容詞が同時に掲載されていて覚えやすい

音を聞かずに文字だけで単語を暗記をしてしまうと、リスニングの時に『知っている単語なのに聞き取れなかった!』となってしまいます。(特に学習初心者)

せっかく覚えた単語、リスニングや会話で聴きとれなければ意味がないですよね?
音を確認しながら単語を覚えることは重要です。

そのため、CD付の仏検3・4級必須単語集―petits pois (<CD+テキスト>)をオススメしています。

● 効果的な単語の覚え方

ステップ
  1. 1~4日目:30ページ分の単語を繰り返し眺める&音声を聞く。
  2. 5日目:休み
  3. 6日目:ページ左側のフランス語単語を隠しながら日本語の意味を見て、フランス語でその単語を言えるか確認する。覚えていないものに付箋をする。
  4. 7・8日目:付箋した単語だけを繰り返し眺める。
  5. 9日目:休み
  6. 10日目:6日目で既に覚えていた単語も含め、30ページ分全部③と同じことを行う。
  7. 11日目:次の30ページ分①から同じことをやる。同時に前回付箋した単語を眺めるのも行う。
長期的に記憶に残りやすい暗記の仕方は、単語を眺める回数が多くすることです。
前日に見たものは短期的に記憶に残りやすいので、覚えたかどうかの確認する日の前日にはあえて休みの日を入れています。

 

学校の英単語の小テストなどで『テストの前日に急いで覚えてテストは乗り切ったものの、その後全然覚えてない』という経験はありませんか?

 

本当にフランス語を上達させたいのなら、短期間しか覚えていられない勉強の仕方は効率が悪いですよね。

そのため私の勉強方法では、眺める回数を多くして長期的に単語の意味を覚えていられるようにしています。

上記のやり方では30ページをひとまとめにしてますが、個人のできる範囲に合わせてページ数は変えても平気ですし、③番で覚えていなかった単語が少なければ、④番と同時進行で次の30ページを進めるのをオススメします。

フランス語の文法

● オススメの参考書

【Grammaire Progressive Du Francais Niveau Intermidiaire】

文法のテーマごとに章が分かれ、簡単なレベルから順番にステップアップできる文法書です。(DELF A1~B1レベルを網羅)

全てフランス語で説明してあるので、全くフランス語を勉強したことない人には少しとっつきにくいかもしれません。

しかし、東京外国語大学言語モジュールというサイトと併用しながら、【Grammaire Progressive Du Francais Niveau Intermidiaire】を進めることは可能だと思います。

● 効果的な文法の勉強の仕方

ステップ
  1. 1日目:左ページの文法解説欄を読み込んだ後右ページの問題を解く
  2. 2日目:左ページの文法解説欄を読み込む
  3. 3日目:右ページの問題を解き、間違えた問題にチェックを付ける
  4. 4日目:覚えていない左ページの文法解説を読む&間違えた問題の復習
  5. 5日目:休み
  6. 6日目:チェックを付けた問題のみ解き直す。それでも間違えた問題は2~3日程明けて再度問題を解きなおす。

テキストを始めて最初の頃は、②の段階で次の章に進んでいいかと思います。

本を進めていくにつれて覚えなければいけないことが増えてきますので、その際の次の章に進むタイミングは個人で判断してください。

 

【Grammaire Progressive Du Francais Niveau Intermidiaire】を使用するメリット
これ1冊で文法の基礎を固めることができる
使用されている語彙が豊富なため、語彙力が身につく
DELF B1レベルまで網羅しているため、A1、A2合格後に新しく文法書を買う必要がない

フランス語の解説で文法を学ぶと、知らず知らずのうちに語彙力が身につきます。

わからない単語を調べながら文法解説を理解しようとすることで、自然と多くの単語の意味に触れるようになるからです。

【Grammaire Progressive Du Francais Niveau Intermidiaire】はフランス書籍のため一般の本屋さんではほとんど取り扱いがありませんが、Amazonで購入可能です。
解答は別売りになっているのでご注意ください。

文法書本体
解答

フランス語の単語は覚えやすい

英単語とフランス語単語は綴りが同じものや似ているものが多いので、英語を少しでも勉強したことのある人にとってはフランス語の単語は覚えやすいです。

仏検3・4級必須単語集―petits pois (<CD+テキスト>)に載っている1400もの単語を暗記するのは大変そうに思えるかもしれません。

しかし、英単語と同じもの・似ている単語を除けば、覚えなければいけない数はガクッと下がります。

まとめ:初心者の単語と文法の勉強法

・おすすめの参考書
・長期的に記憶に残す勉強法
 ⇒(単語)単語帳をひとまとまりに区切って、数日間同じページをひたすら眺める
 ⇒(文法)連日文法事項の解説を読む
・効率的な勉強法
 ⇒覚えていないもの・間違えたものだけやり直す日を設ける

 

文法書本体
解答

参考までに、DELF A2のために私が実際におこなった試験対策の記事はこちらです。

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