こんにちは。まりんです。
レンヌ第二大学で、2019年5月のDELF B2試験の申し込みをしました。
学習者
フランスで申し込んだらどんな感じなんだろう。
という疑問をお持ちの方に、私がレンヌでDELFの受験を申し込んだ体験が参考になればと思います。
受験料と試験日程
●受験料
レンヌで受験すると、B1とB2は135€、C1とC2は155€です。
日本円に換算すると、B1とB2は17,550円、C1とC2は20,925円です。(1€=130円換算)
日本で受験すると、B1=13,000円、B2=15,000円、C1=20,000円、C2=22,000円です。(DELF公式HP参照)
レートにもよりますが、B1、B2、C1レベルなら日本で受験したほうが安いです。
この金額差が生じる理由は、フランス国内で実施されるDELF、DALF試験は各教育機関が受験料を設定しており、フランス国外で実施される試験はフランス大使館が受験料を設定しているからだそうです。
(フランスの事情に詳しい方に教えてもらいました)
●試験日程
DELF B2に関しては、2019年5月16日(木)に筆記試験、5月28日(火)に口頭試験というスケジュールで、2日間に分けて試験が実施されます。
しかし、2019年1月のDELF試験の時には、午前中に口頭試験、午後に筆記試験というスケジュールで、1日で試験を実施していました。
試験実施日数はその都度変更になるみたいですね。
ちなみに試験の申込期限は2019年3月14日でした。試験実施の約2ヵ月前です。
試験申し込み時に必要な物
fa-check-circle8€15ぶんの切手を貼ったA4サイズの封筒1つ(ディプロム送付用)
受験票、合格証明書、ディプロムが送付されるタイミングがバラバラなので、≪受験票はフランスの住所、ディプロムは日本の住所に送付する≫というように、それぞれ送付を希望する住所を指定することができます。
今回申し込みをするにあたって一番ひっかかった部分は、8€15の料金分の切手です。どんな切手を組み合わせても8€15にならないです。
不思議に思ってフランス人の彼の母から、申し込み窓口の方に問い合わせてもらうと、
との回答でした。
平均って、、、8€15の切手で足りない国の人がいたらどうなるのよ。
私はフランス国内の住所にディプロマを送ることにしたのですが、仕方なく8€40払いました。(切手の組み合わせ的に8€40)
「日本に送ったとしても、8€15もかかるとは思えない」とフランス人の彼の父(郵便局員)から指摘があったので、ますます8€15の切手を用意する意味がわかりませんでした。
窓口での試験申し込み
レンヌ第二大学内にあるLangage事務局に必要書類を持っていき、そこで受験料を支払って登録しました。(Langage事務局に必要書類を郵送で送って申し込みすることも可能)
現金での支払いはNGで、クレジットカードか小切手のみの受付でした。
申し込み用紙に「過去にDELF受験し、既にディプロマを持っているか?」という質問があり、私は過去にA2に合格していることを書いていたところ、
既に他のレベルに合格してる人には新しく受験者番号を与えることができないから、前の合格証明書がないと試験申し込めないよ。
申し込み期限が迫っていたこともあり家族に日本からディプロマ送ってもらうことは不可能だったので、なんとか説得して、証明書無しで申し込みすることができました。
証明書が必要だと申し込み要項に指定がなかったので、突然証明書を要求されてモヤモヤしました。
結論:日本で申し込んだほうが楽
必要な物や申し込み時に疑問に思うことが度々あったので、レンヌで申し込むのは面倒だと感じました。
(フランス国内でも、別の地域であればまた違った申し込み方法・対応だと思います。)
申し込みが面倒でも、留学中に学力を測るためにフランス現地でDELFを受験することは価値があると思います!