Célibataire は独身という意味だけではない

こんにちは。まりんです。

フランスに留学したり、日本にいながらでもフランス語話者と会話の機会があれば、「彼氏彼女はいるの?」「結婚しているの?」という会話をすることがあるかと思います。

『Célibataire = 独身』という意味だと思っていたら、フランス人達と会話が噛み合わないなぁと思う体験を私はしました。

辞書でCélibataireを調べたら、ご覧の通り『結婚していない人』という意味がでてきます。

   

しかしながらフランス人は、『恋人がいない人』という意味でCélibataireを使うことのほうが多いそうです。

「Je suis célibataire.」といわれたら、フランス人は「独身」という意味よりも「あぁ、この人は恋人がいないんだな」と思うそうです。
そのため、独身だけど彼氏彼女がいる方は「Je suis célibataire.」とは言わずに、「Je ne suis pas marié(e)」と言ったほうが誤解を招かないでしょう。

ちなみに「se marier」 と「Être marié」の使い分けがややこしいと思うのですが、違いは下記です。

se marier = 結婚する(行動)
Être marié = 結婚している(状態)

過去を表す「il y a」と、現在までの継続を表す「depuis」をセットに覚えてしまったほうがわかりやすいです。

Je me suis mariée il y a 2 ans. 

2年前に結婚した(過去に起こった出来事)

Je suis mariée depuis 4 ans.
結婚して4年になる(現在も継続している状態)

 

フランス語話者との会話中、余裕があれば日本の結婚式について話してみることをオススメします。

日本に馴染みのない方にとっては日本の結婚式の作法は目新しいため、結構驚きながら聞いてくれます。

結婚式にかかる費用、ご祝儀、服装のルールなど、自分が知っている限りの簡単なことでも紹介してみてください。

 

効果的なフランス語学習方法をお届け