年収アップとキャリアアップを両立!スタートアップで働く魅力

マリン
社会人でのフランス留学後、2社のスタートアップ企業を経験している、マリンです。

「語学を活かす仕事がしたい」「自由な環境で働きたい」「好きな時に気兼ねなく海外にいけるくらいの収入が欲しい」という願望があり、今のキャリアに満足していない方には

語学力があるだけでは、今の時代では十分ではありません。転職市場では、「実務経験」や「具体的な成果」が求められます。魅力的な求人を見つけても、それらが伴わないと採用には結びつきません。だからこそ、語学力だけでなく、自身のキャリアを作り上げていくことが重要です。

それに最適な環境なのが、スタートアップです。圧倒的な成長をすることができ、年収もキャリアもアップできます。

私自身はITスタートアップを2社経験しています。実体験として、スタートアップでの経験によって、キャリアや生き方の選択肢が増えたと感じています。好きな時に気兼ねなく海外に行けるくらいの金銭的余裕はでき、一時的にフランスからリモートワークすることも可能な労働環境を得ることができました。

この記事では、キャリアアップや働き方を変えたいと考えている人向けにスタートアップで働くことのメリットをお伝えしていきます。

スタートアップで働くメリット

年収アップのチャンス

スタートアップでは、スキルや成果次第で年収が大幅にアップする可能性があります。大手企業では、年功序列で、成果が反映されないことも見受けられますが、スタートアップでは成果に応じて収入が変動する可能性が高いです。一部のスタートアップでは、給与プラスで株式報酬を支給する仕組みもあり、会社が成功すればするほど個人の収入も増えます。
私自身は、新卒で入った会社が年功序列であり、頑張っても頑張らなくても直近の給与に大きな変動がないことに違和感を感じたため、転職の際には成果が給与に反映される企業を求めていました。
年収が上がれば、海外旅行にも行きやすくなりますし、語学学習にかけられるお金も増えます。直接仕事で語学力を使わずとも、旅行で海外を感じられたり、効率的に語学力を高められれば、次の転職では語学を活かす仕事を見つけやすくなるなど、収入が上がることで今後の選択肢は増えます。
私自身、スタートアップで働く中で、大手企業ではみられない給与変動を経験してきました。こうしたチャンスが身近にあるのがスタートアップの魅力です。

圧倒的な成長環境がキャリアを強くする

スタートアップの魅力の一つは、その圧倒的なスピード感と裁量の大きさです。

一人ひとりに大きな裁量が与えられ、若手であっても会社の中核を担うプロジェクトを任されることが多いです。単なる歯車ではなく、自分の仕事が会社全体の成長に直結するような役割を担えることで、働く意義ややりがいを深く実感できます。

そしてスタートアップでは、若手であっても実力を試せる場が多く用意されており、自分次第で無限の成長と可能性を引き出せる環境が整っています。大きな責任を背負う分、苦労も多いですが、その分だけ得られるリターンは非常に大きいです。この環境で得た経験は、今後のキャリア全体において大きな武器となるでしょう。

多様なスキルを身に付けるチャンスがある

スタートアップで働く最大の特徴の一つは、職務範囲が広いことです。一つの専門領域に留まることなく、多岐にわたる業務を短期間でこなすことが求められるため、自然と複数のスキルを同時に習得する環境に身を置くことになります。

こうした経験を通じて身に付くスキルは、単なる業務スキルではなく、「ポータブルスキル」と呼ばれる汎用性の高いスキルです。具体的には、データを基にした意思決定力、複数のタスクを効率的に進めるタイムマネジメント力、チームメンバーや顧客との円滑なコミュニケーション力などが挙げられます。これらのスキルは業界や職種を超えて活用できるため、様々なキャリアパスで大きな武器になります。異なるスキルセットを統合して活用する機会が多くあり、実践的で応用可能な「戦略的思考」が養われます。

このように、スタートアップで得られる「ポータブルスキル」は、短期間でスキルを磨くだけでなく、今後のキャリア全体を形作る強力な基盤となります。これらのスキルは、単なる技術や知識にとどまらず、自分自身の価値を高め、どのような環境でも活躍できる人材へと成長させてくれるのです。

職種をチェンジできる可能性が大手企業よりも高い

スタートアップでは、職務の範囲が広いからこそ、他の職種に挑戦できる柔軟性があります。例えば、私は営業職としてスタートアップに入社しましたが、入社1年で営業からマーケティング職にキャリアチェンジすることができました。

営業をやる傍らでマーケティングの業務も行い、マーケティング業務のイメージをつけて自ら手を挙げてマーケティング職を希望したところ、職種を変えることができました。

幅広い業務に携わることで、視野が広がり、新たなキャリアパスを見つけることができます。

意思決定や事業戦略に直に関われる

スタートアップでは、組織の規模が小さい分、従業員一人ひとりが会社の核となる部分に深く関わります。経営陣との距離が近く、日常的に意思決定のプロセスを目の当たりにし、自らもその議論に参加する機会が豊富です。

  • 経営視点を養う
    営業、マーケティング、開発といった専門業務にとどまらず、会社全体の目標や課題について考える力が身につきます。例えば、「次のプロダクトのターゲット市場をどう設定するべきか」といった戦略的な議論に直接関与できるため、経営視点が自然と鍛えられます。
  • 事業に直接影響を与える責任感
    スタートアップでは、自分の提案やアイデアがすぐに事業に反映され、結果が見えるのが特徴です。大企業のように複数の承認プロセスを経る必要がなく、ダイレクトな影響力を持つことができます。そのため、成功したときの達成感や貢献意識は格別です。
  • 多機能的な経験を積む
    スタートアップでは、一つの職務に限定されることが少なく、さまざまな分野の仕事に関わることができます。事業戦略の立案、プロダクトの方向性の決定、顧客ニーズの分析といった幅広いタスクに携われるため、「事業全体を見渡せる人材」として成長できます。

スタートアップに転職するためのコツ

徹底的に自己分析をする

求人票を眺め、興味を持ったものとそうでないものを比較することで、自分の価値観や本当の興味がより明確になってきます。この過程で、「なぜこれに惹かれるのか」「なぜこの求人に魅力を感じないのか」といった自問を繰り返すことで、自分の求めるキャリア像を具体化することができます。

さらに、キャリアカウンセラーや転職エージェントに相談することで、第三者の視点から自分の強みや可能性を発見できる場合もあります。特に、自分では見過ごしている経験やスキルが、スタートアップにとって大きな価値を持つことがあるため、専門家のアドバイスは非常に有用です。

徹底的なリサーチでスタートアップ働くイメージを固める

スタートアップへの転職は、大企業への転職とは異なる視点での準備が求められます。適切なリサーチと準備をすることで、自分に合ったスタートアップを見つけ、転職後の成功確率を高めることができます。

そして、スタートアップといっても多種多様な企業が存在します。会社選びの基準を明確にすることが非常に重要です。自分が求める環境や条件を事前に整理しましょう。

  • 会社の規模: 従業員数が10人未満の初期フェーズか、100人規模で成長中のフェーズか
  • 業界やプロダクト: 自分の興味や経験が活かせる分野を特定する
  • 働き方の柔軟性: リモートワークの有無や勤務時間の自由度
  • ビジョンへの共感: 会社のミッションや価値観が自分に合うかどうか

私自身は、スタートアップ1社目では従業員数が10人程度の初期フェーズであった企業に入社し4年勤め、その後、2社目では100人以上の規模で新規事業の領域を経験しています。 会社の規模、フェーズによって求められる動き方や得られるものは異なってくると感じています。

会社規模によってどのような違いがあるかわからないという場合は、エージェントの方に相談すると良いです。違いを説明してくれることに加え、どのフェーズの企業が自分には合っていそうか、アドバイスをくれます。

スタートアップって面白そうと思ったら、行動してみよう

スタートアップで働くことは、年収アップとキャリアアップを両立するための大きなチャンスです。「自由な働き方を手に入れる」「年収を大幅に上げる」「自分の成長を実感する」「自分が興味のあることを仕事にする」これらを実現したい方にはスタートアップがおすすめです。

まずは、スタートアップの求人情報をチェックしたり、転職エージェントに相談するところから始めてみましょう。

私自身も、スタートアップで働く中で感じたのは、成果を出せばちゃんと評価される環境と、裁量の大きさです。自分がやったことがすぐに結果に結びついて、それが会社の成長につながっていると実感できるんですよね。そうすると、モチベーションも高まって、もっと頑張ろうと思えますし、仕事を楽しいと思える場面が増えました。

もし少しでも「スタートアップって面白そう」と思ったなら、気軽に求人情報をチェックしてみることや、スタートアップに強い転職エージェントに一度相談してみることがおすすめです。

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