
モンサンミッシェルにパリから日帰りで行くか、1泊するべきか迷ってる。
という方向けの記事になります。
結論から言うと、本当に素敵な景色を確実に見逃してしまうので日帰り旅行で行くのはもったいないです!
私自身、モンサンミッシェルで働き始める前にパリ発の日帰りツアーに参加してそこそこ楽しんだ経験があります。
しかしながら、仕事と観光でモンサンミッシェルに150回以上も通ったからこそ、「日帰りツアーではモンサンミッシェルの魅力を十分に体験することはできなかった」と感じています。
せっかくのモンサンミッシェル観光、十分満喫するには最低でも1泊することを強くオススメします。
本記事の前半では『モンサンミッシェルに日帰りで行くことをオススメしない理由』、後半では『日本語で楽に予約ができる、パリからモンサンミッシェルまでの行き方』を紹介します。
目次
日帰りでモンサンミッシェルに行ってはいけない3つの理由
1観光する時間が圧倒的に足りない
パリ出発の日帰りバスツアーに参加すると観光時間はおよそ3~4時間程度で、あっという間に帰宅の時間になってしまいます。
ツアーバスの停留所からモンサンミッシェル島内に行くためには、約10分間シャトルバスに往復で乗る必要があります。なかなかシャトルバスが来ない時もありますし、混雑時は列に並んで待つので更に時間がかかります。
ランチ・修道院見学・景色鑑賞・お土産購入を3時間で済ませるには、どこか訪れる場所を諦めなくてはならず、全て急いで観光しなければいけません。
モンサンミッシェル対岸エリアのダムからは、上記の写真のように川に面するモンサンミッシェルを観ることができますが、限られた時間の中だとこちらを訪れるのは厳しいです。
限られた時間の中で島内にあるお土産屋さんを全て見て周るのは難しいうえに、対岸エリアにあって豊富な種類のお土産がそろっているLes Galeries du Mont Saint-Michelに行くのも厳しいです。
私がお土産屋さんで働いている時、
バスの時間に間に合わなくなっちゃうから早くお会計して!
とおっしゃる方が多く、やはりみなさん大分急いで観光されていました。
モンサンミッシェル対岸エリアにも行き、落ち着いてゆっくりと観光を満喫するには、日帰りツアーでは圧倒的に時間が足りません。
2昼間のモンサンミッシェルしか見ることができない
パリからの日帰りで行くと、1番綺麗な夜の景色を見逃してしまいます。
なぜなら、現地の観光は「昼~夕方まで」になり、昼のモンサンミッシェルしか観ることができないです。
朝、夕暮れ、夜、それぞれの時間帯で観るモンサンミッシェルは全く違った印象を与えてくれます。
せっかく時間をかけて行ったのに、お昼の景色しか見られないのは残念です。
様々な素敵な景色を眺めるには、近くで一泊しておきたいです。
3モンサンミッシェルの湾を歩けない
不思議な踏み心地のモンサンミッシェルの湾を歩くプログラムがありますが、日帰り旅行だと時間がないので絶対に体験できません。
モンサンミッシェルの干潟を歩くツアーに参加したときのムービー!
トランポリンみたいにポヨポヨする不思議な踏み心地だったり、しばらく動かないと脚がどんどん沈んでいくのはおもしろかった!
左側手前の白い服の子と、右の青い服の子の足元に注目すると地面のポヨポヨ具合がよくわかる! pic.twitter.com/PqVXlSjwc7
— まりん🇫🇷レンヌ留学中/日仏カップル (@fr_mrn) January 5, 2020
周辺は特別な土のため、地面に足が沈む不思議な感覚は他では体験できません。
また、ツアーに参加するとモンサンミッシェルの後ろ側を見ることもできます。天気が良ければ、海に映るモンサンミッシェルを見ることもできます。
Viatorから干潟を歩くツアー参加の予約ができます。
パリからモンサンミッシェルまでの行き方
1. 楽に移動したい!パリ発1泊2日 モンサンミッシェル宿泊ツアー
1番楽な方法でモンサンミッシェルまで行きたいなら、VELTRA開催パリ発のツアーに参加しましょう!
パリからモンサンミッシェルまで、バスに乗っているだけで楽々移動できます。
移動中に日本人スタッフが現地の情報を案内してくれますし、バスには無料のWi-Fiがついているので退屈しません。
特にオススメのツアーは、モンサンミッシェル宿泊ツアー1泊2日 ホテルが選べる!ノルマンディーのいなか村訪問<日本語>です。
1日目の13時頃に到着し、翌日の16時頃までとたっぷり時間がとれます。
更にパリとは全く異なるノルマンディーの可愛らしい田舎村に訪問でき、島内のホテルに泊まるか対岸のホテルに泊まるか選べ、自由度が高いです。
日本語の話せる添乗員がいて安心で楽に移動するなら、宿泊ツアーの参加が最適です。
他のモンサンミッシェル宿泊ツアーとの比較はこちらから
2. 自由に旅したい!個人手配でレンヌ経由
・時間に縛られずに観光したい
・せっかくパリから離れるし、近くの地方の観光もしたい
という場合は、個人で移動手段とホテルを手配しましょう!全て日本語で簡単に手配できます。
個人でパリからモンサンミッシェルまで行くには、ブルターニュ地方のレンヌという街を経由するので、レンヌの観光も楽しめます。
2.送迎サービスでレンヌ駅からモンサンミッシェル(1時間)
TGVのチケットはレイルヨーロッパ、送迎サービスはベルトラで予約できます。
レイルヨーロッパのサイトで出発地に「パリ」目的地に「レンヌ」を入力し、希望の日時を選択すると、時刻と料金が表示されます。
ちなみにレンヌは私が留学で長く過ごした地ですが、特徴的な建物が並ぶ街中でのショッピングがとても楽しいです。
まとめ:モンサンミッシェル観光は1泊2日で行くべき
じっくりと観光すれば、絶対にモンサンミッシェルの観光はいい思い出になります!
モンサンミッシェル付近のおすすめのホテル
次の記事でホテルを選ぶ際のコツとやおすすめのホテルを紹介しています。
旅のガイドブックは『ブック放題』から読むのがオススメ!
観光の必需品のガイドブックって、持ち歩くと結構重くて邪魔になります。
『ブック放題』なら、初月無料で100冊以上のるるぶをオフラインでも読むことができます。
海外でなかなかネットに繋げなくてもオフラインで読めるのはありがたいですし、一度の旅行で数か国を訪れる場合に重宝できるサービスです。