
・国際恋愛するなら相手の母国語を話せないとダメ?
・国際恋愛中だけど、なにかと不安に感じることが多い。
・国際恋愛中だけど、イマイチ相手の母国語を勉強する気になれない。
という方に向けた記事になります。
結論からいうと、自分が相手の母国語を話せなくても他の共通言語で会話が成り立っているのであれば、必ずしも相手の言語を勉強する必要はありません。
しかし、相手の母国語を勉強したほうがお互いのコミュニケーションに良い結果をもたらしますし、長期的な付き合いを考えやすくなります。
というのも、筆者自身が全くフランス語を話せないときにフランス人の彼氏と付き合い、その後約3年間の学習を経て上級レベルにまで語学力を上達させ、結果的に語学学習をしてよかったと実体験として感じているからです。
本記事では、完全に相手の母国語を理解できなかった時につらかった経験を踏まえつつ、相手の言語を勉強したことで良い方向にもたらされた3つの変化を紹介していきます。
この記事を読むことで、少しでも国際恋愛中の不安解消や、語学学習のモチベーションがあげられれば幸いです。
目次
言語を学習して変わったこと
相手の発言の意図・ニュアンスがわかるようになる
どちらかが片方の母国語を話せても、かなりの上級者でなければどうしても言葉の壁ができます。
外国語を話すとき、母国語の表現に影響されてネイティブが普段使わない言い方をしたり、微妙に異なったニュアンスで話してしまったりすることがあるからです。
私たちカップルの会話は付き合い当初は完全に日本語で、言語の壁によるちょっとした勘違いが発生していました。
例えば、「いいね」をフランス人はフランス語で「Pas mal!」とよく言い、直訳すると「悪くない」になります。
「悪くない」といわれると、なんとなくネガティブなイメージになってしまいます。しかし、相手の母国語を勉強して言語文化を知ることで、どんな意図で相手がその発言をしたのかわかるようになりました。
このように、相手の母国語を学ぶことで、言語の壁による勘違いを減らすことができます。
恋人の家族・友人との集まりの時間のつらさが軽減される
国によっては、家族や友達との集まりに恋人も連れていくカップル文化があります。少なくとも言葉を全く理解できないうちはたった数回、数時間でもつらい時間となります。
恋人が一部通訳してくれても、全てを通訳するのは現実的ではないので、大半の会話をわからないまま時間を過ごすことになります。
全然話がわからないのに、ニコニコとしながらその場に数時間もいるのはキツいです。
ですが、言語を勉強して話してる内容がわかるようになり、会話に少しでも参加できるようになるとつらさが軽減されます。
将来の生活に対する不安が軽減される
特に遠距離恋愛中は、生活力の面で今後彼と一緒に暮らすことが現実的に可能なのか常に不安が付きまとっていました。
仮に日本で暮らすことになっても、いつか相手が「日本にもう住みたくない」といって、移住する可能性も絶対に無いとは言い切れないからです。語学力がない状態で相手の国に行ったところで、経済的に生活できるのかを心配していました。
しかし、語学力を伸ばして実際に相手の国で働いた経験を作ったことで、その不安は軽減されました。
『贅沢はできなくても、生きていける程度には稼ぐことは可能』ということを証明できて、将来彼と一緒に生活することがより現実的になったからです。
バイトレベルでも、何らかの方法で相手の国で収入が得られるようになると、将来への自信をつけられます。
まとめ:相手の母国語を勉強すること
語学力を伸ばすことで、つらい思いや不安な気持ちを和らげることは可能です。
相手の母国語ができないと、一番困るのは自分です。
今現在、国際恋愛中で将来に不安がある方は、相手の言語を学んでみてはいかがでしょうか。語学力は自分のスキルとして身につきますし、恋人との長い付き合いを現実的に考えられるようになります。
言語を学習するメリットはあれど、デメリットに感じることはないでしょう!